ご挨拶
Tokyo Byora (Thailand)はこのたび、金型工場を開設しました。この結果、東南アジア、インドのネジ、ボルト、自動車部品、電気接点等を製造されている冷間圧造加工メーカー、冷間鍛造加工メーカーに、より一層お役に立てるようになりました。
親会社であるTokyo Byora Koki Co,.Ltd.の創業は1961年に遡ります。冷間圧造(ヘッダー)金型製造販売、機械販売を主たる事業として開始しました。当時ヘッダー金型材はSKD11が多かったようです。それが1980年代になって、超硬合金が次第にヘッダー金型材として使われるようになりました。
Tokyo Byora Koki Co,.Ltd.は早くから超硬合金の秘めた可能性に目をつけ、超硬金型の製造を始めました。1990年以降は積極的に最新鋭の放電加工機を導入し、超硬合金への微細穴加工、深穴加工、異形加工、微細精密加工が可能となりました。
世界最小ネジなどマイクロ部品用ヘッダー金型、タップタイトねじ用ヘッダー金型、超硬ピン・パンチ、超硬製プレス金型部品、複雑形状の超硬製部品、チタン合金・イリジウム製の精密部品などの製品群ができました。それは、『できないと言わない』をモットーに、お客様の厳しいご注文に応えてきたことによるものといえます。
そして、今では他社製金型とは一味違う冷間鍛造金型もご提供できるようになりました。それが、昨今、様々なメディアで取りあげていただいている独自製法の超硬金型「Tokyo-ACE」です。長年の研究開発を経て、2011年、「世界初!?直彫りによる超硬金型の量産」を実現しました。
「Tokyo-ACE」はマシーニングセンターによる形状加工工程でラップ加工も同時に行います。結果、従来の放電加工+ラップ加工の工程を大幅に時間短縮することができ、コストダウンを実現しました。また、金型品質面では寿命の大幅向上を実現し、お客様から高い評価をいただいています。
この「Tokyo-ACE」をタイでも量産します。さらに最新鋭の形彫り放電加工機、ワイヤーカット放電加工機を導入し、短納期でありながら、高精度の日本品質の金型をお客様に供給いたします。
申し訳ないことに、当分の間、すべての製造工程をTokyo Byora (Thailand)で行えるわけではなく、金型材料の大部分を、Tokyo Byora Koki Co,.Ltd.から輸入することになりますが、3年以内には、工作機械をそろえ、タイで完結できる体制を目指します。
2015年7月
Tokyo Byora (Thailand)Co,.Ltd. 代表取締役 高味寿光
Press
METALEX2023に出展します
2023年11月01日 News
東京鋲螺株式会社とTokyo Byora(Thailand) Co,.Ltd.は、タイ国バンコクで開催される製造業の展示会「METALEX2023」に出展します。 2016年以来2回目の出展です。コロナ禍が終わりましたの …
METALEX2016 出展のご案内
2016年10月29日 News
当社は、11月23日(水)~26日(土)に開催されます「METALEX2016」に東京鋲螺工機(日本)とともに出展いたします。 今回の展示の目玉は、当社工場で製造する「「Tokyo-ACE」」の各種サンプルです。 独自の …